ISTとは– 4G/5G RANやコアネットワーク検証など、多様なテストの試験構成をサポート –
ISTは、TDSTを使って弊社(IPnetfusion)が開発した Shosa Testのテストパッケージの総称です。
ISTは、TDST上で動作するテストパッケージです。予めデータベース(GUI)に端末や局データを設定して使用します。ユーザはテストシナリオを作成することなく、容易に試験開始が可能です。
5G SA(Stand Alone)ネットワークのgNBや5GCの試験、AMFやUPF等のネットワークファンクションノード毎の単体試験による動作確認など、試験/検証用途に応じた各種ISTをご提供します。
ISTのソースコードも提供可能な為、ユーザがTDSTのシーケンスエディタを使って編集可能です。
国内の通信キャリア様、交換機メーカ様で、多数の納入実績がございます。
各種試験構成に応じて、以下のISTを提供しています。
未サポートの試験構成はお問い合わせください。日本国内で開発しているので迅速に対応します。
5G Shosa Test– 5G通信システム検証に使用するテストパッケージ群 –
UEとgNBを疑似し、5GCのShosaTestに使用します。
5GCを疑似し、UEとgNBのShosaTestに使用します。
gNBと5GCを疑似し、UPFのShosaTestに使用します。
gNBと5GCを疑似し、AMFのShosaTestに使用します。
4G Shosa Test– 4G通信システム検証に使用するテストパッケージ群 –
UEとeNBを疑似し、EPCのShosaTestに使用します。
EPCを疑似し、UEとeNBのShosaTestに使用します。
MME, SMSC, HSSを疑似し、DRA/DEAのShosaTestに使用します。
N1/N2疑似(RAN側) IST– 5GC(5Gコアネットワーク)検証用テストケース –
UE/gNB(N1/N2, N3 I/F)疑似に必要な状態遷移/メッセージを実装し、5GCの検証に使用します。
U-Planeはユーザデータをパススルー or ジェネレートします。
ネットワークスライシング時は、DUT(実5GC)側から割り当てられたUPFに対してU-Plane接続します。
N1/N2疑似(CORE側) IST– UE/gNB検証用テストケース –
実UE/gNB試験に必要な5Gコアの状態遷移/メッセージを実装しています。呼種毎にシミュレータ側の設定を都度変更する必要はありません。実コアネットワークと同様に動作します。N1/N2, N3のプロトコルを終端します。
ネットワークスライシングに対応可能です。
※ 5GC内の各ノード間通信は、内部処理にて実現しています。
EPS<->5GS間のInter-RATハンドオーバ試験や、PNI-NPN試験にも使用可能です。ETWSもサポートしております。
→ EPS<->5GS Inter-RATハンドオーバの詳細はこちら
S1疑似(RAN側) IST– EPC検証用テストケース –
UE/eNB(S1-MME, S1-U I/F)疑似に必要な状態遷移/メッセージを実装し、EPCの検証に使用します。
U-Planeはユーザデータをパススルー or ジェネレートします。
S1疑似(CORE側) IST– UE/eNB検証用テストケース –
実UE/eNB試験に必要なEPCの状態遷移/メッセージを実装しています。呼種毎にシミュレータ側の設定を都度変更する必要はありません。実コアネットワークと同様に動作します。S1-MME/S1-Uのプロトコルを終端します。
※ EPC内の各ノード間通信は、内部処理にて実現しています。
5G NSA方式の試験構成にも対応可能です。
UPF試験 IST– UPF単体試験用テストケース –
UPFの試験に必要な状態遷移/メッセージを実装しており、gNB(N3 I/F)と5GC(N4, N6 I/F)を疑似し、UPFの単体テストが可能です。
U-Planeはユーザデータをジェネレートします。
AMF試験 IST– AMF単体試験用テストケース –
AMFの試験に必要な状態遷移/メッセージを実装しており、N1/N2, NamfでAMFを囲い込み、AMFの単体テストが可能です。
DRA試験 IST
DRA/DEAの試験に必要な状態遷移/メッセージを実装しており、MME<-(S6a)->HSS間, MME<-(SGd)->SMSC間の信号を疑似してDRA/DEAの検証に使用します。
掲載されていない試験構成もお気軽にお問い合わせください。