TDST統合システム

TDST統合システムとは– トラフィックモデル設定に従い複数TDSTが連携。大規模ネットワーク負荷テストに対応 –

TDST統合システムは、複数のTDSTを一括制御により連携させ、一つの試験システムとして動作します。
5Gコアネットワークのパフォーマンス検証など、大規模なネットワーク負荷を求められる試験用途に最適です。
設定したトラフィックモデルに従って複数のTDSTが負荷量を分担して実行する為、トラフィックモデルの変更にも容易に対応可能です。

TDST統合システム(RAN疑似)のシステム構成

概要

  • ■ 一つのGUI上で複数のTDSTを一括制御可能。
  • ■ 一つのGUI上でトラフィックモデルを設定。自動的に複数のTDSTにネットワーク負荷量を振り分け。TDST毎に個別の設定・チューニングは不要。
  • ■ TDST統合システム全体としてトラフィックモデルの設定に従い動作。呼の発生タイミングが瞬間的に偏ることなく、平均的にトラフィックモデルを長時間維持可能。
  • ■ ハードウェアリソースを増設することにより、C/U-Plane性能拡張、及びUE疑似数・eNB/gNB疑似数・コア側ノード(MME、AMFなど)接続数の大容量化が容易に可能。