製品概要
高速・大容量かつ長時間のネットワークデータ取得が可能な プローブ/キャプチャデバイス。Probeユニットをそのまま活用し、PowerHawk-Proモニタシステム へのアップグレードも可能(PHP Probeのみ)。
特長
・高速データをハードディスクに連続保存可能で、取りこぼしのないデータキャプチャを実現。
例えば、1Uサイズの「PHP Probe 2x1G」は1GbE対応SFPポート×2、ハードディスク4TBを搭載し、2Gbpsレートで連続データ保存可能。更に、3Uサイズの「PHP Probe 2x10G」では、10GbE対応SFP+ポート×2、ハードディスク16TBを搭載し、10Gbpsレートで連続保存できる。 キャプチャフォーマットは汎用性の高いpcapを採用し、10nsオーダーの高精度タイムスタンプでの保存(nanopcap)にも対応。
・Linuxベースなので容易に導入・活用が可能
扱いやすいLinuxベースのオープンなシステムを採用し、様々な方法でキャプチャ設定/操作の遠隔制御やファイル管理が可能。ブラウザGUIだけでなく、SambaやSSHでも取得ログの管理が行え、様々なツールと連携利用できる。FTPやSCPによるログ保存サーバへの自動転送にも対応。
ラックマウント型に加え、フィールド用途で持運びが可能なポータブル型も用意されているので、用途や利用環境に応じてモデル選択ができます。ポータブル型についても、1GbE対応の「THP Probe 4x1G」と10GbE対応の「THP Probe 2x10G」を用意。もちろん、ラックマウントモデルと同様にリモートアクセスが可能 且つ 本体ディスプレイ上での操作/制御、Wiresharkによるログ確認も行える。
・DPI解析まで実現できる拡張可能なプラットフォーム
単純にデータキャプチャ装置としての利用はもちろん、ソフトウェアを追加するだけでDPI解析機能も実現。そのほかのオプションとして、Capture Playback(キャプチャデータの再現送信機能)などが用意されている。
ハードウェア/筐体
Probeシリーズには、ラックマウント型の PHP Probe と ポータブル型の THP Probe をラインナップ。様々な構成/用途に活用できます。
PHP Probe 2x1G
PHP Probe 2x10G
THP Probe 2x10G
ソフトウェア/GUI
基本操作は、ブラウザGUIでの入力だけで完了。デフォルトでネットワーク統計情報表示をサポート。